また、ホーリーバジルとシナモンバジルも追加記載しておきます
「徒然なるままに2015年 バジル」のページ、
重複しているかも知れませんが、そちらも読んで下さいね
シソ科の一年草。スイートバジルと呼びます。インド、熱帯アジア原産だそうで、 日本では、越冬出来ないので一年草扱いです。 和名は、メボウキ・・・種子には、グルコマンナンを多く含むため、水に浸すとゲル状となり、 このゲル化した水で目のゴミをはらったということで、目箒とか・・・
イタリア料理には欠かせないハーブですが、単に香りづけだけでは無く
葉は、パスタソースにしたり、ピザにトッピングにしたり、トマトとモッツァレッラチーズのサラダに添えて・・・ |
興味深いお話を一つ。バジルは生育段階で含有成分の割合が異なってきます 苗木の時は害虫を寄せ付けないために、抗寄生虫、抗菌作用のある フェノールメチルエーテル類を多く含み、花が咲く頃には、虫を呼ぶために リナロールの成分が多くなると言われています。そういった経緯が関係するのでしょうか、 精油の主要成分も、採取時期によって違ってきます。 |
|
・フェノールメチルエーテル類のチャビコールメチルエーテルは、 その固有作用として、痙攣を抑える作用が突出しており、鎮痛作用も強いため、 筋肉や消化器系の痙攣や痛みを押さえたいときに向いています。 ・また、チャビコールメチルエーテルには、肌を荒らす作用が 見られるため、乳幼児野肌の敏感な人には、50%以下に希釈する
・同じKENSO社の精油でも、チャビコールメチルエーテルと、リナロールの2種しか |
フェノールメチルエーテル類 | ・鎮痙攣作用 4+ ・鎮痛作用 3+ ・抗炎症作用 2+ ・抗真菌作用 2+ ・抗ウィルス作用 2+ ・抗菌作用 2+ |
固有作用
・チャビコールメチルエーテル(エストラゴール) |
モノテルペン炭化水素類 | ・鬱滞除去作用 3+ ・抗炎症作用 3+ ・コーチゾン様作用 3+ ・抗ウィルス作用 3+ ・抗菌作用 2+ | |
セスキテルペン炭化水素類(-) | ・鎮静作用 3+ ・抗炎症作用 3+ | |
酸化物類 | ・去痰作用 3+ ・抗カタル作用 3+ ・抗ウィルス作用 3+ ・免疫調整作用 3+ ・抗菌作用 2+ ・抗寄生虫作用 + | 固有作用
・1.8シネオール |
ホーリーバジル 別名をトゥルシーと。 タイ料理のガパオライスには、このホーリーバジルが使われると聞いて、 育ててみました。スイートバジルを感じさせない葉の色、形 かなりしっかりした茎をしており、ガパオライスに入れてみましたが、 バジルを感じさせない香りでした。世界観が違うと感じてしまいました。 | |
6.30 撮影 |
シナモンバジル メキシコで生まれの園芸品種です。 スイートバジルより葉が尖っていて、あの柔らかさは有りません。 淡くシナモンのような香りがしており、どちらかというと、 お菓子の材料に・・・という感じです。 |