バジル (スイート・バジル)2014.8.12 撮影

また、ホーリーバジルとシナモンバジルも追加記載しておきます
「徒然なるままに2015年 バジル」のページ、
重複しているかも知れませんが、そちらも読んで下さいね

シソ科の一年草。スイートバジルと呼びます。インド、熱帯アジア原産だそうで、
日本では、越冬出来ないので一年草扱いです。
和名は、メボウキ・・・種子には、グルコマンナンを多く含むため、水に浸すとゲル状となり、
このゲル化した水で目のゴミをはらったということで、目箒とか・・・

イタリア料理には欠かせないハーブですが、単に香りづけだけでは無く
栄養面でも優れもので、
体内でビタミンAに変化するβ−カロテンやビタミンE、カルシウムが多く含有されています。
また、トマトの成長を助けるコンパニオンプランツとして、毎年、苗の周りに蒔いています。

葉は、パスタソースにしたり、ピザにトッピングにしたり、トマトとモッツァレッラチーズのサラダに添えて・・・
清々しくスパイシーな香りに、食欲がそそられます。

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精油 バジルのお話
興味深いお話を一つ。バジルは生育段階で含有成分の割合が異なってきます
苗木の時は害虫を寄せ付けないために、抗寄生虫、抗菌作用のある
フェノールメチルエーテル類を多く含み、花が咲く頃には、虫を呼ぶために
リナロールの成分が多くなると言われています。そういった経緯が関係するのでしょうか、
精油の主要成分も、採取時期によって違ってきます。
花と茎葉を水蒸気蒸留法にて採取します。
主要含有成分表    提供;KANSO
フェノールメチルエーテル類・チャビコールメチルエーテル
        (エストラゴール) 85-95%
モノテルペン炭化水素類・trans-β-オシメン
セスキテルペン炭化水素類(-)・α-ベルガモテン
酸化物類・1.8シネオール
・フェノールメチルエーテル類のチャビコールメチルエーテルは、
 その固有作用として、痙攣を抑える作用が突出しており、鎮痛作用も強いため、
 筋肉や消化器系の痙攣や痛みを押さえたいときに向いています。
・また、チャビコールメチルエーテルには、肌を荒らす作用が
 見られるため、乳幼児野肌の敏感な人には、50%以下に希釈する

・同じKENSO社の精油でも、チャビコールメチルエーテルと、リナロールの2種しか
 検出されないモノもあります。

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
フェノールメチルエーテル類・鎮痙攣作用 4+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 2+
・抗真菌作用 2+
・抗ウィルス作用 2+
・抗菌作用 2+
固有作用

・チャビコールメチルエーテル(エストラゴール)
   (抗アレルギー作用、消化促進作用、筋肉弛緩作用)

モノテルペン炭化水素類・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
セスキテルペン炭化水素類(-)・鎮静作用 3+
・抗炎症作用 3+
酸化物類・去痰作用 3+
・抗カタル作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・免疫調整作用 3+
・抗菌作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用

・1.8シネオール
  (免疫調整作用、抗炎症作用)

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用
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ホーリーバジルとシナモンバジル
6.30 撮影
ホーリーバジル
別名をトゥルシーと。
タイ料理のガパオライスには、このホーリーバジルが使われると聞いて、
育ててみました。スイートバジルを感じさせない葉の色、形
かなりしっかりした茎をしており、ガパオライスに入れてみましたが、
バジルを感じさせない香りでした。世界観が違うと感じてしまいました。
6.30 撮影
シナモンバジル
メキシコで生まれの園芸品種です。
スイートバジルより葉が尖っていて、あの柔らかさは有りません。
淡くシナモンのような香りがしており、どちらかというと、
お菓子の材料に・・・という感じです。
   

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